今年も残すところあと数日となった。今年もまた、残念ながら明るい話題よりも暗いニュースが多かった年でした。
経済面では、リーマン・ショックに端を発した世界的な不況から立ち直りの兆しも見えないままデフレ・スパイラルに陥り、不況は出口さえ見えない。
有名人の訃報も多かった。マイケル・ジャクソンをはじめとして忌野清志郎、加藤和彦、森繁久彌と一世を風靡したビッグスター達がこの世を去った。
政局では、9月に民主党が政権交代を実現させたが、沖縄の普天間移設問題、来年度の予算編成などで混迷が続いている。果たして来年はどんな年になるのだろうか。
今年も最後の号となりました。1月2日号は今週号に合併されますので、新年第1号は1月9日付けとなります。来年もジャパンタイムズ・ウィークリーをご愛読いただきますよう、よろしくお願い致します。どうぞ良いお年をお迎え下さい。