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一般財団法人国際教育振興会
日米会話学院

Top Interview

多様な視点をもって日英両語のスキルを向上させる

プロとして商品になる英語・日本語力を培う

岡村直人先生
「英語力だけでなくパブリック・スピーキングの心構えが身に付きます」

1945年、戦後の日本において欧米諸国と英語で交渉できる教養ある人材を育てることを目的に設立された日米会話学院。以来70年以上にわたり、通訳技術のみならず、政治経済や国際情勢を理解し、幅広い視野で物事を捉えられる英語のプロを育成してきた。

プログラムには「通訳コース」「通訳メソッド活用コース」「通訳選択科目」があるが、受講生には通訳志望者のほか、総合的な英語力を向上させたいというビジネスプロフェッショナルも多い。

講師の岡村直人先生によると、当学院の大きな特徴のひとつは、担任制をとっていないこと。現役の通訳者をはじめ、元通訳者である大学教授など、さまざまなバックグラウンドを持つ講師陣が各自の専門性を生かし、授業を行う。

「受講生は、さまざまな国際情勢の現在に至るまでの歴史や、教養ある欧米人が交渉の場に臨む姿勢など、多角的に英語を学ぶことができます。また、情報を咀嚼し、系統立てて論理的に考える姿勢も身に付きます。それがまさに、通訳はもちろんビジネスの現場で求められることなのです」

また、授業では日英両語の高度な言語運用能力を培いつつ、パブリック・スピーキングの心構えを徹底して意識させる。それは、通訳やプレゼンテーションはパブリック・スピーキングであり、聴き手が納得して初めて仕事が完了するからだ。授業では受講生の発話を録音し、抑揚や言葉の選び方を客観的にチェックする。プロとして商品になる英語・日本語を目指して日英両語のスキルを向上させていく。

「通訳者は異文化コミュニケーションのプロ。授業では言外のニュアンスや文化的相違に心を砕きつつ、交渉の仲立ちができる人材の育成を心掛けています」(岡村先生)

受講者の声

「英語力向上に『通訳コース』の勉強が効果的」

父娘二代で「通訳コース」を受講

高田備由有さん高田備由有さん
受講歴 2017年10月入学「通訳コース」受講中
英語の本質に触れ吸収するものがとても多い授業です

現在、慶應義塾大学法学部の1年生です。子どもの頃アメリカで暮らしていて、その後留学もしていたので、英語で日常生活を送ることに不自由はありませんが、将来、英語を使って仕事をするために、きちんとした英語を身に付けたいと、日米会話学院に通い始めました。

実は、父もかつて、この「通訳コース」で学んでいたのです。通訳者には、聴く力、理解する力、自分で言葉にする力が必要です。将来、通訳という仕事に就かなくても、「通訳コース」での勉強を通じて総合的に英語力が伸ばせると、父は勧めてくれました。

今までの英語・日本語では不十分

授業を受けてみて、通訳というのはほんとうに難しいものだと知りました。びっくりしたのは、自分の英語力・日本語力のなさです。特に日本語については、母国語だから当然できると思っていたのですが、英語の内容はわかっても、いざ訳そうとすると日本語にすることができないのです。扱うトピックも経済や政治などですから、これまで自分が使っていた単語や表現とはまったく違うものが要求されます。語彙力の少なさ、言葉の選択の難しさなどを痛感しました。

半年たった今も、授業では毎回、苦労しています。同じクラスの受講生は、社会人や長年ここに通っている人たちで、中にはすでに通訳の仕事をしている人も。私は、みんなに追いつくために、授業でわからなかった単語や表現を書き出して覚えたり、リスニング力をつけるために英語のニュースを聴いたり、『The Economist』の記事を読んだりしています。とにかく毎日、質のいい英語にたくさん触れるようにしているのです。

少人数で緊張感あふれる授業では、多くのものが得られます。通訳の技術だけでなく、話している人が何を伝えたいのか、一番大切なことは何か。今、私は、英語の表面的なことではなく、とても深いところを学んでいると感じています。

ココが自慢

通訳を学べる多彩な科目

レベルと目的を細分化

入門レベルから高度な教養まで、目的に応じて学べる内容は幅広い入門レベルから高度な教養まで、目的に応じて学べる内容は幅広い

同学院では、通訳者養成プログラムのメインとなる「通訳コース」のほか、「通訳メソッド活用コース」「選択科目」でも通訳を学ぶことができる。

「通訳メソッド活用コース」は、スラッシュ・リスニングやシャドーイング、リピーティングといった通訳の訓練方法を用いて英語力の底上げを図るコース。このコースで基礎訓練を終えてから通訳コースに進みたい人や、今までと異なる手法でさらなる英語力の向上を目指す人などに向いている。

「選択科目」は、「アテンド・社内通訳養成」(TOEIC700点~)、「日英翻訳・通訳演習」(TOEIC800点~)、「通訳案内士のための英語力養成」(TOEIC800点~)、「通訳演習(逐次・同時通訳・サイトラ)」(TOEIC900点~)など、ボランティア通訳から社内通訳まで、目的とレベルが細分化された科目を受講生が選択するものだ。

通訳に役立つ知識・教養を身に付ける講座も

通訳者養成プログラムとは異なるが、英米の政治経済、歴史、芸術などを学ぶ「国際教養講座」も通訳志望者にはおすすめだ。「教養が幅広いほど、実際に通訳をするときも余裕を持つことができます。ちょっとした日常会話を訳すにも、発言者が置かれている文化的背景まで共有しているのといないのとでは、理解度が違います」と、同学院広報部の阿部貴子さんは話す。

Recruiting Summary

入学時期 4月
10月
※学期途中からの受講も可
受講資格 レベル分けテスト(要予約)の受験
受講説明会 授業見学は随時受付中(要予約)
入学金 なし
受講料(目安) 228,000円(継続割引あり)
その他 英語教育割引制度あり

School Data

所在地 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-50
※再開発のため2016年1月より仮校舎に移転しました
問い合わせ先 通訳者養成プログラム
電話: 03-3359-9621
FAX: 03-3353-8908
E-mail: cis@nichibei.ac.jp
Webサイト http://www.nichibei.ac.jp/
コース 通訳コース
選択科目その他
通訳メソッドで上級英語を学ぶコースあり
開講時間 火・木曜: 19:00~21:00
土曜: 13:30~17:40
通信・オンラインの有無 なし
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