コミュニケーターズ 土曜学校

Top Interview

発声や勉強に対する姿勢などトータルパフォーマンスを培う

「継続は力なり」がモットー謙虚に学ぶ姿勢を大切に

中山貴子校長中山貴子校長
「コミュニケーションのスペシャリストを育てます」

通訳者・翻訳者のエージェント事業を行うコミュニケーターズが運営する土曜学校。

同校のプログラムは、通訳訓練が初めての人やコミュニケーション能力を改善したい人が通う「養成コース」、養成コースを一定の水準で終えた人や、通訳経験のある人がスキルアップを目指す「プロコース」、そして20年以上の歴史を持ち、多くの放送同時通訳者を輩出してきた「放送同時通訳ワークショップ」の3つだ。

中でも放送同時通訳ワークショップは、一人に1台、テレビモニターが設置されたブースを配した同時通訳用のラボを使用し、2時間30分、集中的に、会議通訳者にとっても極めて有効なトレーニングを行うのが特徴だ。これらのプログラムを経て一定のレベルを満たした受講生は、コミュニケーターズの通訳者として登録できる。

創立者である故・斎藤美津子元ICU名誉教授は日本の同時通訳者の草分け的存在であり、「通訳者は言葉のスペシャリストではなく、コミュニケーションのスペシャリストでなければならない」と考えていた。

「この理念を生かし、同校では、通訳スキルに加えプレゼンテーションスキルに注目した授業を展開。聴衆を意識した声の抑揚やアイコンタクト、さらに勉強に対する姿勢までをも含めたトータルパフォーマンスを重視し、指導にあたっています」と中山校長は話す。

また、昼食会やコーヒーブレイクの時間を設け、受講生が講師やスタッフと情報交換できる場をつくっているのも大きな魅力だ。「私たちのモットーは『継続は力なり』。日々、謙虚に勉強し続け、他人と比べることなく、自分の中で今日より明日、明日より明後日と前進し、成長するサポートをしていきます」(中山校長)

受講者の声

「通訳の現場に臨む姿勢や準備の方法を修得」

第一線で活躍するプロに教わる

豊武 京さん豊武 京さん
受講歴 2年「プロコース」在籍中
素晴らしい講師陣と温かいスタッフに助けられています

大学卒業後、外資系企業で10年ほど働いていましたが、当時は男女雇用機会均等法が施行されたばかりで、やりがいのある仕事を任されることはほとんどありませんでした。そこで、MBAを取得するためにアメリカへ。そのままアメリカの企業に就職して20年以上働いたのち、3年前に帰国。第二のキャリアを考えたとき、通訳をやってみたいと思い勉強を始めました。

本校を知る前には、ほかの通訳専門スクールにも通いましたが、自分に合わないところがあり……。そんなとき、知り合いから雰囲気のよい学校があると紹介され、本校に通い始めました。

講師の方々は第一線で活躍されているプロばかり。実力があるうえ人格も素晴らしく、ユーモアあふれる指導で、受講生をほめることも忘れない。スタッフのみなさんもまじめで温かく、いつも丁寧に対応していただき、ありがたく感じています。

多彩な視点から学べる授業

授業では、通訳のスキルだけでなく、通訳の現場に臨むための具体的な準備の仕方や心構えを教えていただいています。通訳の現場と同様、自分の力を100%出し切れるよう、常に100%の準備をすることを求める講師もいらっしゃれば、現場では間違うことは許されないため、授業でどんどん間違いなさいと言う講師もいらっしゃる。さらに、北朝鮮のミサイル問題をテーマにした授業では、韓国の政治的なスタンスを踏まえたうえで授業が進行。そうした視点は新聞の論説などでもあまり見かけないものだったので、とても勉強になりました。加えて、逐次通訳と同時通訳を並行して学べるのも、うれしいですね。

通訳は勉強をすればするほど難しく、いまだにベーシックなスキルが伴っていないと実感することもあります。でも、将来はアメリカで法廷通訳者になるのが夢。何年かかるかわかりませんが、目標に向かって進んでいきます。

ココが自慢

プロを目指すための4コース

レベル・目的別の実践的な授業

一人に1台、テレビモニターのあるラボ一人に1台、テレビモニターのあるラボ

土曜学校では、受講生のレベルや通学目的に合わせて4つのコースが用意されている。「養成コース」は、通訳者の基礎スキルである「聴いて理解する力」「ポイントをつかみ、正確に言語変換する力」「聴きやすいプレゼンテーションをする力」を強化することに重きを置く。まずはここからという受講生が多い。

「プロコース」は、養成コースを修了した受講生や社内通訳者、すでにフリーランスとして活動している通訳者がさらなるレベルアップを目指すクラス。「養成コース」と「プロコース」は難易度こそ異なるが、どちらも、かつて土曜学校で故・斎藤美津子博士のコミュニケーション理論を学び、現在は第一線で活躍するプロによる実践的な授業が行われている。

そして「放送同時通訳ワークショップ」は、モニターを備えたラボを使い、同時通訳、逐次通訳の実践的トレーニングを行うもの。以上3コースは、どれも1ターム10回の授業。授業見学も可能だ(要予約)。

また「夏期集中講座(同時通訳スキル向上集中訓練)」は、2日間の集中コース。朝9時半から夕方4時半まで、同時通訳を集中的にトレーニングする。長丁場だが、「同時通訳の現場ではスタミナも要求される」(中山校長)とあって、プロを目指すならぜひ体験したい。

Recruiting Summary

入学時期 1月
5月
10月
夏期集中9月
受講説明会 なし。
希望者は授業見学可
入学金 20,000円
※新規受講者のみ。夏期集中講座は不要
受講料(目安) 養成コース83,000円
プロコース83,000円
放送同時通訳ワークショップ68,000円
夏期集中講座(同時通訳スキル向上集中訓練)33,000円

School Data

所在地 オフィス 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-12-15 虎ノ門第2東洋ビル6階
問い合わせ先 電話: 03-3501-0171
FAX: 03-3501-0175
Webサイト http://www.communicators.co.jp/
コース 養成コース
プロコース
放送同時通訳ワークショップ
夏期集中講座
開講時間 養成コース: 毎週土曜9:30~12:30
プロコース: 毎週土曜9:30~12:30
放送同時通訳ワークショップ: 毎週土曜13:30~16:00
夏期集中講座: 9月8日(土)・9日(日)9:30~16:30
通信・オンラインの有無 なし
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