日本映像翻訳アカデミー(JVTA)

Top Interview

映像翻訳者に必要な資質を明文化
最短距離でのデビューを可能に

豊富な課外講座で思わぬ弱点を克服

浅川奈美プロデューサー
「プロになるまでのロードマップを明示するよう努めています」

今、日本映像翻訳アカデミーは、修了生の6割がプロの映像翻訳者としてデビューを果たしている。「英日映像翻訳科」「日英映像翻訳科」「ロサンゼルス校留学」の3コースが用意されており、これらのコースを修了した後に実施されるトライアル(プロ試験)に合格した後も、デビューまで指導が続く。

同校はその意味で職業訓練校でもある。

カリキュラムにおいては、映像翻訳者としてプロデビューするために必要なスキルを「6つの資質」として体系化した点に独自性がある。英日映像翻訳であれば「英語解釈力」「翻訳力」「日本語応用表現力」「取材・調査力」「コンテンツ解釈力」「ビジネス対応力」。

この先何十年とプロとして活躍するには、これらをバランスよく身に付ける必要があるというのが同校の理念だ。

「トライアルに合格するために勉強するにしても、何をどう勉強したらいいのかわからないまま努力するのは苦痛です。しかし当校のカリキュラムであれば弱点の強化にフォーカスできる。各コース修了時には、どこが弱かったのか数値化して受講生に渡していますし、それを補うための課外講座も豊富。字幕制作ソフトの使い方専門の講座もあるんですよ」と浅川さん。

講義は反転学習のスタイルを取る。事前に課題を学習しておき、教室では課題についてのディスカッションが中心。

そのため入門レベルのコースでも週10時間の自宅学習が推奨されている。

「この環境で勉強を続けるには自己管理能力が欠かせません。しかし、それもフリーランスの翻訳者として活動していくには、なくてはならない力です」

受講者の声

講義の内容が濃い少人数クラス

ロサンゼルス校から入学

福浦正泰さん
受講歴 1年
英日映像翻訳科 実践コース在籍中

2015年10月にロザンゼルス校に入学し、今は東京校の英日映像翻訳科実践コースに通いながら、フリーランスの映像翻訳家としてデビューの機会を窺っています。当校入学前にロサンゼルス留学していたのですが、映像翻訳の仕事に興味を持ったとき、留学先のそばにロサンゼルス校があり、その縁で入学を決めました。コース修了後のキャリアサポートが充実していることも、JVTAを選んだ理由です。

もともと映画が好きなのですが、映像翻訳を学び出してからは、ただ本編を楽しむだけでなく、例えばアメリカンジョークがどう訳されているのかといった翻訳者の仕事が気にかかるようになりました。作品自体の解釈についても細かく授業で扱います。

出題されるのはほんの1シーンであっても、そのセリフは、もしかしたらもっと前にあったシーンの伏線を回収しているのかもしれない。作品全体に理解が及ばないと、ストーリーにうまくはまらない字幕をつけてしまう危険があるのです。1秒4文字という字幕の制限のなかで訳文を考えるのも一苦労。授業中はほかの同級生たちと解釈をめぐってディスカッションをするのですが、「そういう見方があったのか」と気付かされてばかりです。

講義中にどんどん質問できる

ファミリー向けのコメディ映画に吹き替えのセリフをつける授業では、「子どもも観るので難しい言葉を使わないように」という気配りを教わりました。まだまだ学ぶべきことはたくさんありますが、講義中に先生にどんどん質問ができる点、受講生たちと遠慮なく意見をぶつけ合える点が気に入っています。この一年は目の前の講義をしっかりこなして、トライアルに合格することが目標。そうして少しずつ実務をこなしながら、字幕、吹き替え、ボイスオーバーと全てにおいて技術を高めていきたいと思っています。

ほかにないカリキュラム

ロサンゼルス留学コース

1週間からの短期留学も可能

JVTAロサンゼルス校。修了後は日本でプロデビューしたりハリウッドの大手映画会社などで活躍したりする人も

2008 年、ロサンゼルス空港から車で20分ほどの距離にJVTAロサンゼルス校が創設された。職業訓練を目的とするM-1ビザを取得して留学する。

英日映像翻訳と日英映像翻訳、通訳・翻訳実務を1年で学べる。何より映画の本場だからこその文化、生の英語を肌で感じられる点は東京校にはない特色だ。なお東京校に通ってから途中で留学コースに、逆にロサンゼルス校から東京校に転じることもできる。

留学前に入学できるクラスを判断するためのレベルチェックテストを受ける必要があるが、英語力に不安がある人向けには、プレパラトリーコースが用意されている。これは映像翻訳を学ぶ前に独自のプログラムによって「リスニング」「スピーキング(プレゼンテーション)」「リーディング」「ライティング」といった総合的な英語力の向上を図るもの。コース修了後は映像翻訳コースや通訳・翻訳実務に進級することになる。

同級生は日本人が多い。そのためロサンゼルス校で勉強するだけでなく、積極的に学外へ出て英語を使い、現地の友人を増やすことも同校はすすめている。アメリカ文化に直接触れた経験が多いほど、のちのち翻訳にも活きてくるからだ。

Recruiting Summary

入学時期 4月、10月(英日・日英の総合コース)
出願資格 【英日】総合コース・I 英語力不問
【日英】総合コース 英語力の目安 TOEIC730点以上
【M-1ビザLA留学】プレパラトリーコースTOEIC400点以上
映像翻訳専攻、通訳・実務翻訳専攻TOEIC730点以上
講座説明会 1~4月、7~10月に随時開催。日程など詳細はHP参照
入学金 【英日】【日英】総合コース 32,400円
受講料(目安) 【英日】総合コースI 134,784円
【日英】総合コース 199,800円
【M-1ビザLA留学】プレパラトリーコース 5,120USドル
映像翻訳専攻/通訳・実務翻訳専攻 6,790USドル

School Data

所在地 〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町3-2-4
共同ビル(日銀前)2階/3階
問い合わせ先 電話:03-3517-5002
FAX:03-3272-5057
Webサイト http://www.jvtacademy.com/
コース 英日:総合コースI・II
日英:総合コース
M-1ビザLA留学コース
日本語表現力強化コース
映像翻訳Web講座など
通信・オンラインの有無 あり
開講時間 【英日】総合コースI
水曜13:00~
木曜19:00~
土曜10:00~(すべて140分)
日曜10:30~16:20(140分×2講座/70分の休憩あり)
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